遠い空へ☆

四十九日を迎えて･･

先日、母の四十九日を迎えました･･

昨年7月中頃に、母はすい癌だということが分かってから半年経つか経たないか･･

2014年を迎えてから8日目の朝方、母は静かに息を引き取りました
余命は１年ぐらいではありましたが･･

9月末から始めた週に一度の放射線治療も順調であったのではないかと思います

処置が無事に終わり大丈夫だったよという連絡をもらっていつも安心してました
その後、気分が悪くなる事もなく、食べらる量は少なくても
食欲がなくなる事もなかったようです
季節ももう冬かなぁ？と少しづつ寒くもなってきて
以前よりもまた少し痩せたかなぁ･･歩くペースもゆっくりではありましたが
割りと元気ではあった母　それでもいろんな不安や心配事もあったと思います
元気なうちにどこか一緒に・・と思っていた矢先の事
 一緒に買い物に行って、軽くご飯を食べながら話しをしたあの日がまさか･･

ちゃんと母と会話をする事が出来た最後の日となってしまうとは思いませんでした　

とても心残りに想う気持ちもたくさんありますが･･

12月の始めに緊急入院でICUに入ってから永眠となるまでの１ヶ月の間

毎日母に会いに行く事によって、会話をする事が出来なくても

話しかけた言葉にうなずいてくれたり目を見開いてくれたりした事
新しい年を迎える事ができた数日後、母の笑顔が見れた事は本当に嬉しかったです

『今、お母さん笑ったよね』
相方クンと一緒に喜ぶ声が母にも届いたのか、また、ふたたび笑ってくれました
今でもあの時の母の笑顔がとても印象的に残ってます☆

 

その日から3日後の朝方、母は静かに息を引き取りました
病院から連絡をもらって直ぐに病院には向かいましたが
残念ながら間に合わず･･母が息を引き取ってから10分ほど経った後でした
その数時間前には、母の傍にいる事もできていたので･･
まだ母の温もりを感じる事ができたので、良かったなぁと思います
その時の母の顔、とても良い顔をしてたような気がします

そして、その顔を見て何故かホッとした気持ちになりました

言葉にする事が出来なかったこの１ヶ月間
きっと、とても辛かったのではないかなぁと思います

母もきっと何か言いたかった事や伝えたかった事が
きっとたくさんあったのではないかと･･
私自身も、もっとたくさん話したかった想いと、何かしてあげたいと思った事も
何一つ出来なかった事･･たくさんの想いはありますが
今は永眠となってしまった母には 安らかに眠って欲しいなぁと願うばかりです☆

先日、四十九日を迎えた母　お寺さんがお話をしてくれた中で
『お母様は決していなくなった訳ではなく、見えないだけで
いつも遠い空から 皆さんの事を見守っていてくれています☆　良い事も悪い事も･･
そして、皆さんが明るく元気に笑って過ごす事がお母様にとっても一番嬉しい事
そして一番の供養になると思います』･･と　本当にそうだなぁ～と思いました
人は、いつか終わってしまう命があるからこそ尊いものなのだと･･
またいつの日か･･遠くの空で母に会える日までは
私たちの事を 遠くの空から見守っていてくれたらなぁ～と思います☆

ちょっと急ぎ足で逝ってしまった母ではありますが、感謝の気持ちを･･

『今まで本当にありがとう☆』　

 

まだ母が元気だった頃、たまに連絡すると『今日も山に行ってきたの？』と･･
これからは母も一緒に私の背中で一緒に楽しんでくれたら良いなぁ～と思ってます

母が永眠となってから数日後に行った黒斑山から
この日、母と私たち二人☆三人で見た2014年の初日の出は
とてもステキなご来光でした

 

遠くの空から母が見守っていてくれるのでとても安心です☆
これからも元気に楽しくヤマを歩いて行こうと思ってます
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆おわり☆